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アサナ練習は苦行か?
アサナ練習は苦行か?
アイアンガーヨガのアサナ練習は「きつい」印象を持たれます。実際レッスン中は「もっと伸ばして!」とか「あと5回がんばって!」といった指示が飛びかいます。他流派のヨガから見れば「アイアンガーヨガはサディスティックだ」と思われることでしょう。
体が堅い人が柔軟性を獲得してゆく過程や、体の柔らかい人が深層部から身体を改善してゆく過程では、きつい練習をして身体的に「苦行」を経験することは避けられない事かもしれません。ここで思い出されるのは仏陀が苦行を経験した後、苦行の無意味を悟るエピソードです。これは苦行の否定を意味すると同時に、一度は苦行を経験しなければ悟りに達しないという二重の意味が含まれています。 私はアイアンガーヨガを始めてから約7年間は、まったく機械的にレッスンに通っただけで、ちっとも自覚的にヨガを練習しませんでした。その後、意識的に練習を開始しましたが、むやみに一所懸命に練習するばかりで、そういう自分に満足しつつも、「何か違う」という思いが頭から離れませんでした。 13年目くらいから、ようやくリラックスしてアサナを練習できるようになったのです。しかしリラックスしながら練習することは、一方では「手を抜いている」という思いも生じます。自分はリラックスしながらアサナを練習しているのか、自分を騙してラクしているだけなのか? その自問自答は常に感じています。それでも私はリラックスを獲得してから、格段に自分のヨガが向上したと確信しています。 アイアンガーヨガの初心者は、最初はとにかく頑張って練習をしましょう。その過程はとても大切です。そしてある域に達した時、リラックスしながら練習して下さい。肩を下ろし、頭の位置を調整し、口を柔らかくして呼吸を調整することが、リラックスの秘訣です。
by iyengar-encyclo
| 2015-10-11 22:42
| アサナ
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