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グルジー著「アイアンガー・心のヨガ」 (“Light on life” by Guruji)

アイアンガー導師の著書「ライト・オン・ライフ」の翻訳である「アイアンガー・心のヨガ」(2011年、白楊社)が出版された時、さっそく購入して読み始めたのですが、読了するのに非常に苦心したことを思い出します。しかし私がアイアンガーヨガのレッスンで学んできた大事な事の1つが、「何が何でも、やり遂げるゾ!…という、強い決意を持つこと」だったので、そういう心の強さにも助けられながら、この本を読み終えました。逆に言うと、それほどに難しい本だったということになります。

なぜ難しかったのかというと、ポイントがつかみにくいのです。書かれてあることは、いずれも、「もっともだ!」「その通りだ!」と思えることばかりなのですが、では「なぜ、そういうことを、改めて、何度も何度もお書きになるのか?」という疑問が、延々と続くのです。だから不謹慎かもしれませんが、この本を読みながら、私はよく居眠ってしまいました。

こういった経験は、グルジーの著書が初めてではありません。「インド古典」と呼ばれる書物の一群を読むたびに、私が経験してきたことなのです。インドの古典を日本語に翻訳することの難しさも、きっとあると思いますが、それだけでは無い。何か現代の文章とは違った「波長」があるのです。その「波長」に乗れない時、それらの文章はなかなか私の内に入ってこない。作家の橋本治さんが、「『源氏物語』を読むときは、句読点を考えず、息の長さに従って読み進めると良い」と書いていました。洋の東西を問わず、古典を読む際の心構えというのは、現代人の「常識」をいったん捨てる必要があるようです。

「アイアンガー・心のヨガ」を読み進めてゆくうちに、私はそういったことに気づき、「とにかく1度は通読しよう。全部の意味が分からなくても仕方がない」と思い直しました。そして、所々感動した箇所にだけ赤線を引いて、私なりの楽しみを見つけて読み進めたのです。

この白楊社から出版された日本語訳とは別に、ある日本の方が独自に同書を翻訳されました。2回目に読むときは、こちらの別バージョンに挑戦しようと思っています。違う翻訳からは、きっと違う視点を授けてもらえると思います。これもまた楽しみの一つです!

執筆者:山口博哉
京都駅の近くで、アイアンガーヨガの教室「ヨガ・インスティチュート京都駅」を開校しています。詳しくは下記にアクセス!


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by iyengar-encyclo | 2013-05-19 22:45 | アイアンガー導師の著書

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