カテゴリ:ヨガ全般( 4 )
知能も大切(Mind is also important)
知能も大切(Mind is also important)

アイアンガーヨガの大切な3本柱として、昔はよく「Body, Mind, Soul」と言われていました。身体と知能と魂の3つです。アサナ練習で身体を動かし、やがては悟りの境地に進んでゆくので魂も大切だというのはよく分かるのですが、「知能」はやや否定的に捉えられる傾向があります。前回の私の「アイアンガーヨガ随筆」でも、本を読むことの弊害を主張していたように……。

しかし「知能」も大切なのは、もちろんです。例えば、私達は朝起きたら、クイ~ン!と伸びをしますよね。それは眠っている間に身体が「縮んで」いるので、それで不快感を無意識に感じ、自然に伸びをしてしまうのです。それは犬や猫も同じで、本能です。しかし同じ伸びるのなら、もっと適切に効果的に伸びるほうがいいですよね。(これが正しい意味での“欲ばり”です!)

そこで知能が必要となってくるのです。インドの大地で、何千年もかけて、数えきれないほどの人たちが、どういうポーズをすれば、身体のどこが伸び、それをどう関連づけてゆくと心が平安に至るのか、それを頭脳も使って蓄積してきた結果が、アイアンガーヨガなのです。だから知能もまた大切です。

ただ現代人は、(とくに学歴が高いほど)、身体や魂ではなく、知能を使って近道をしようとします。私がアイアンガーヨガの習得で得だったのは、適度に記憶力が悪く、適度にバカじゃなかったことです。何度か先生からポーズの注意を受けても、それを記憶しておらず、だからこそ練習、練習に励み、身体でポーズを覚えて行ったのが、結局は近道でした。

日本のアイアンガーヨガ界では、やや知能面が軽視されていると感じます。「机上の勉強をする時間があれば、ポーズの練習をしろ」という傾向が強いのです。身体の練習を十分した上で、やはり机上の勉強を積み、知能で練習を整理してゆくことが大切なのは、言うまでもありません。私は「アサナ・ノート」を作って、そこに注意点や工夫を記録し、机上の勉強もしています。

PS ジュゴンの写真は、今回の随筆とは無関係です。(笑) 単に可愛かったので掲載しました。
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執筆者:山口博哉
京都駅の近くで、アイアンガーヨガの教室「ヨガ・インスティチュート京都駅」を開校しています。詳しくは下記にアクセス!


公式HP:
http://www.iyengaryoga-kyoto.com
ブログ「アイアンガーヨガ百科全書」:
http://yogaforall.exblog.jp/
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by iyengar-encyclo | 2014-03-27 00:59 | ヨガ全般
教室の大掃除
教室の大掃除

当ヨガ教室は、京都駅近くのレンタルスペース「空(くう)」を時間単位で借りて、レッスンをしています。ふつうのビジネス関係でいえば、私は「お客さま」ですが、そういう気持ちでレンタルスペースを使ってはいません。この場所は、アイアンガー導師が導いて下さった場所であり、私たちがヨガを練習する神聖な場所だと思っています。

そういう教室を自分たちの手で1年に1回くらい大掃除するのは当然のことです。初年は、教室の開設記念日の10月23日に、2時間のレンタル料金を「空」に払って、私達で大掃除しました。それを知った「空」のスタッフさんが、「レンタル料を払ってまで、大掃除をしてもらうのは、あまりにも申し訳ない」と言って頂き、次の年からはレンタル料は払わなくなりました。そして「空」の年末大掃除に合わせて、10月ではなく、12月に大掃除をすることに変更しました。

大掃除の一番の目的は、教室を神聖に保つためと、アイアンガー導師への感謝なのですが、もっと実際的な目的は、自分たちの好きなように教室を掃除したいからです。チャトゥランガ・ダンダアサナをする時など、床に顔を近づけてポーズをしますが、床の隙間のホコリやゴミを吸い込んでしまうと良くない。またサーランバ・シールシャアサナⅠをする時、足を壁にそって上げますが、壁の上方のホコリが落ちてきてはいけません。人に掃除をお願いすると、そういう細かな点を一々リクエストすることが出来ない。だから「アイアンガー流」の掃除をする必要があるのです。

でも結果的に、「空」のスタッフさんも大掃除の手間が省け、私たちも自己流の掃除ができ、双方がハッピーになります。これこそアイアンガーヨガ哲学なのです。

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by iyengar-encyclo | 2012-12-18 13:00 | ヨガ全般
性格改善
性格改善

アイアンガー導師は著書の中で、「私は短気だ」とお書きになっている。「ヨガをする人=おおらか=気が長い」というイメージであったのに、アイアンガー導師ですら短気であるというのは、意外なことであり、また微笑ましい話です。

かく言う私も、かなり短気な性格。アイアンガーヨガの練習を積み重ねて、この性格を直そうと試行錯誤してきたのですが、あまり大きな変化は見られません。「心もち、短気も直ってきたかな?」くらいです。なかなか芯から変わることは難しいのかもしれません。

タイマーを使う時も、例えば「40秒」をセットする時、「4」「0」と押すのが面倒なので、「4」「4」と押し、40秒ではなく44秒をセットしたりします。ポーズのキープが4秒違ったからと言って、大した問題ではないので、同じ数字を押すほうがラク。だから私が一人で練習する時は、22秒だとか、55秒だとか、3分33秒だとか、7分77秒だとか、そういうタイマーセットの仕方を、よくします。(もちろん、教室で生徒に教える時は、こんなことはしません。)

生まれついての性格や、育ってきた中でつちかわれた性格というものは、なかなか変わりにくいものです。しかし長い目で見ると、少しずつですが、変化は生じます。とくに10代や20代は変化を受け入れやすいですね。私は自分の性格と、ぼちぼち付き合ってゆくことにします。

執筆者:山口博哉
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by iyengar-encyclo | 2012-11-20 05:35 | ヨガ全般
ヨガとは?
ヨガとは?

「ヨガ(Yoga)」という語は、サンスクリット語で「結ぶ」という意味です。この語は、私たちの心と、神の心を結びつけるという、深い意味も持っています。

ヨガの源流は、約5000年前のインダス文明まで たどることができます。それ以後、長い年月をかけて、インドの大地と人々が練り上げてきた「体」と「心」と「呼吸」に関する、人類英知の結晶がヨガなのです。


                     体
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               心          呼吸


およそ3500年前、土着のインド人をアーリア人が征服して以来、インドでは「リグ・ヴェーダ」「ウパニシャッド」「バガヴァッド・ギーター」などの文献が成立し、「思想のるつぼ」と言えるほどの思想や哲学が輩出されました。こういった思想や哲学は、「バラモン教」という体系でくくられています。

このバラモン教には、6つの正統学派があります。

1、サーンキヤ学派
2、ヨガ学派
3、ヴァイシェーシカ学派
4、ニヤーヤ学派
5、ミーマーンサー学派
6、ヴェーダーンタ学派

このうちヨガ学派は、5世紀ごろの人物・パタンジャリ(Patanjali)を開祖とする学派で、非バラモン教である仏教などからも、大きな影響を受けて成立しました。ヨガ学派の根本経典は、196の簡潔な警句で書かれた「ヨガ・スートラ(Yoga Sutras)」であり、その中では次の8段階の実修法が説かれています。

一、ヤマ(戒律)
二、ニヤマ(自己修練)
三、アサナ(ポーズ)
四、プラナヤーマ(呼吸法)
五、プラティヤハラ(感覚の制御)
六、ダラーナ(集中力)
七、ディヤーナ(瞑想)
八、サマーディ(さとり)

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                 パタンジャリの像

一般に「ヨガを習いにいく」というのは、上のうち「アサナ」と「プラナヤーマ」の習得を意味します。

しかし本来は、8段階の実修法はそれぞれ不可分の関係にあり、「サマーディ」に到達した人でも、また改めて「ヤマ」に戻るなど、命ある限り実修は終わることはありません。アイアンガー導師が、「今でも私は一介のヨガの生徒だ」と仰っているのは、単なる謙虚さではなく、こういった深い意味が込められているのです。

バラモン教が、より土俗的なヒンズー教へ変容しても、ヨガはインドの地に生き続けました。それはヨガが、ただの「ヨガ学派」という学問に収まらず、インドの民衆の生活に根ざしたものであったからです。

ただ長い年月のうちに変貌しすぎてしまい、なにが本当のヨガなのか分らなくなりました。そしてインド人でさえも、本当のヨガを学ぶことができなくなってしまったのです。(日本人が本当の柔道や茶道を知らないのと同じことです。)

インド本国でさえ廃れていたヨガを、正統派の立場から再編したのが、B.K.S.アイアンガー導師でした。

アイアンガー導師は1930年代からヨガの研究を開始し、1950年代にまずヨーロッパでその評価が高まり、以後世界中に広まっていったのです。その絶大な健康増進効果は、「副作用のない薬」に例えることができるかもしれません。そして90歳を迎える現在も、毎日ヨガの練習に励み、その経験を後進に伝え続けているのです。

ご自身の生活は質素そのもの。必要最低限な収入以外は、故郷ベルール村の基金に寄付するなど、まさに生きかたそのものがヨガと言えるでしょう。

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            ベルール基金による無料眼科検診

執筆者:山口博哉
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by iyengar-encyclo | 2012-06-10 22:05 | ヨガ全般
   

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